アンナプルナBCトレッキング1日目①Pokhara - Nayapul
おっちゃんとの待ち合わせ時間は朝7時。
そこからタクシーで2時間掛けトレッキングのスタート地点、Nayapulに行く。
ゴールは標高4100mのアンナプルナベースキャンプ。
5/30、朝7時。
なんとか準備を終え待ち合わせ場所、おっちゃんと初めてあった宿から徒歩10秒のサンチュレストランへ。
昨夜は0時過ぎまで飲んでからパッキングをしたのであまり寝れていない。
持っていく荷物は全部でこれだけ。
買い足したのは、フェイクMammutのバックパックとフェイクNorthfaceのフリース。
フェイクだが、店員いわく
「100% Made in Chinaのフェイク品だ。Made in Nepalでは無いGood Qualityだ。」
とのこと。
なお持っていかない荷物は宿に置いておかせてもらう。これがポカラでは普通らしい。
おっちゃんは朝だというのに、いつもと同じロキシーを飲んでいる。
彼にとっては水やコーヒーと同じものらしい。
18年間ガイドをしていたというおっちゃんは、昨日だけでも10回以上聞いたことをやはり今日も繰り返す。
「俺はタクシーでNayapulまで一緒に行く。そしてSee you 10days later, brother! と言い、またタクシーで帰る。」
おっちゃんは文字通り全てのことを10回以上繰り返す。いつでも酩酊。
僕は50ルピーのチャイを飲みながら、2日前に2人で決めたルートの確認をした後、おっちゃんが呼んだタクシーに乗り込む。
タクシーの助手席にはなぜか高校生くらいの男がいる。面倒くさいので理由は聞かない。
外を見ていると目指すアンナプルナ山群がたまに顔を出す。
車内で延々流れ続けるネパール音楽とおっちゃんの合いの手を聞き流すこと2時間、Nayapulに到着。
タクシーの金を払うと手元には100円ほどしか無いのでATMの場所をおっちゃんに聞く。
おっちゃんに車内でATMがあることは確認済み。
すると近くにいた人が「ATMはポカラにしかないぞ」と声を掛けてくる。
他のトレッキング終わりの2人も同様のことを言う。
片や別の人は「20キロ先のxxという町にはあるぞ」と言うが、更に別の所から「あのATMは故障していて動かない」との声が。
おっちゃんに聞くも、どうやら車内で聞いたのはしっかり理解しておらず適当に頷いただけの模様。
いやいや、今から2時間掛けて金下ろしに戻ってまた2時間掛けここまで戻り、往復のタクシー代を払うとかそんなバカな事は絶対嫌だぞ、と思うも他に方法がない。
20キロ先のATMの事とタクシー代について聞いていた際、近くのお店のおばちゃんがこの一団の誰かに声を掛けた。
Nayapulの町の方を指し「ATM」と言った気がする。
何故かその情報は僕まで下りてこない。 おっちゃんに彼女がなんて言っていたか聞いてもらう。
「この町に一個あると言っている。」
クソめ。
単なる無知とも思いたいが、ここでポーターやガイドをしている人もいたのだから知らなかった訳ではないだろう。
坂を下り少し歩くとATMがすぐに姿を出す。
VISAを試す。
金額を選択し確定ボタンを押す。
「システムエラー」
AMEXを試す。
「取り扱い不可」
MasterCardを試す。
「取引成功」
ふーーーー。
出発地点に着いただけでこれでは先が思いやられる。
気が付くとATMの前まで来ていたおっちゃんとタクシードライバー+1に取り敢えずお礼を言う。
おっちゃんは10回以上聞いたセリフを繰り返す。
「Birethantiでは右に行くな。左に行け。そっちがPoon Hillへの道だ。」
おっちゃんは同じ事を繰り返すけど良い奴。
おっちゃんが言うより早くおっちゃんのセリフを奪いようやく出発する。
「OK Brother, じゃあまた10日後ね。」
お洒落過ぎ、素敵過ぎな結婚式前日のWelcome Dinner
ナニコレ-!
- Welcome DinnerはBBQ
- ドレスコードは白
誠太が仲間に加わった。僕らはストレートだよ、ホントだよ。
現在、僕はタイの南の方のサムイ島にいます。
中学の同級生のるみっちの結婚式に参加するためです。もうリアルタイムでは参加済みですが。
ずっと彼女をヤンキーと思っていて、ハタチ超えるまで一度も喋ったことなかったのは内緒です。
るみっちは現在香港に住んでいるため、結婚式の参加者もそちらの友人がほとんどのようで、地元からは僕と僕の相棒の誠太のみとのことです。
まあ確かに日本にいる人でこの時期にタイにぱっと行けるのは、無職かしがないフリーカメラマンくらいでしょう。るみっちと旦那さんのとてもしっかりしている友人らは別として。
誠太は、4/6の1:00頃にバンコクに着きます。
直接サムイ島に行ってもらっても良いのに、彼は少しでも早く僕に会いたい一心で、バンコクで落ち合ってから同日の8:30の便でサムイ島近くのスラタニまで飛行機で移動します。
当初は、どっかで軽く飲んでから空港に行こうとしていましたが、結局時間が無く僕の寄生先でちょっと休憩してから、彼が着いたのとは別の空港に行くことになりました。
本当にバンコクで降りる必要は無かったと思います。
特に感動の再会もありませんでした。
あまりにも汚い顔をしていたので優しさでモザイクを掛けます。
再会したのが3時頃、早朝6時頃にタクシーに乗り空港に向かいます。
スラタニに着いたのが10時過ぎ、空港でサムイ島まで行くバス&フェリーを申し込むとすぐさまバスに入れられます。
フェリーに乗り込む港に着いたのが12時前。
すぐさまフェリーに乗せられます。食事タイム0です。
誠太はタイに着いてから僕がイオンで買っておいてあげた、かっぱえびせんイカ味とおにぎりしか食べていません。
フェリーで浮かれてエアコンの無い外の席を取るも、すぐに暑さに参り寝てしまいます。
13時半頃、ようやくサムイ島に着きます。
タクシーの誘いを振り切り、取り敢えず近くのレストランでご飯を食べてから、宿に向かいます。
宿です。
本当になんで僕はこんな所を予約してしまったのでしょう。
男2人でラブリーリゾートはダメでしょう。
ギャルなんて一組もいません。
家族連れかカップルしかおりません。
スタッフも僕らにダブルベッドではなく、ツインベッドで本当にいいんだよね?と聞いてきます。
気持ちはわかります。
くわえて、4/6のwelcome dinner、4/7のwedding partyのドレスコードのため、僕らは二人とも全身白で決めています。
もう何の言い訳もできません。
とりあえず暑さと湿気が本当に酷すぎるのでシャワーを浴びてから、るみっちに無事ついたよ、と写真を添えて連絡しました。
旅のコンセプトを、恋人との旅行に切り替えました。
あと2週間程、誠太と愛を育みます。
タイの風と水②
※ピンクだかブラックだかな話も出ます※
Suckersにて、僕はお尻を触りながら二言、三言話します。
話は盛り上がりませんし、お互い特に盛り上がらせる気もありません。
しばらくすると、女の子は再びお立ち台に向かいました。
以降は、ローハンの友達が来るまでぼーっと酒を飲み飲み見るのみです。
なぜなら僕もローハンも全然お金を持ってきていないのです。ダメな客です。
なお、ポイントは目を合わさないことです。得意です。
そうこうしてるとローハンの友達が来ます。
とりあえず乾杯です。
僕はお店を出たかったのですが、彼はすぐに女の子を呼んでいます。
即決力・行動力に優れています。
なお、後日彼とクラブで再開した時彼はなぜかスーツを着ていました。
判断力には優れていないようです。
彼が満足した後、僕たちはSuckersを出ます。
Suckers sucksです。
日本人御用達のNana Plaza入り口前で僕たちも次の作戦会議です。
僕もローハンも残金は600バーツ(1,800円)くらいです。
お昼ご飯なら10回は食べられますが、ここではそうは行きません。
自分が2回、女の子が1回飲んだら終わりです。
今度こそ嫌ならNoと言わなきゃねなどとほざいていると、うさんくさい日本人が声を掛けてきます。
彼は2階にあるお店のマネージャーだそうで、1杯サービスすること、レディーボーイはいないことを約束してくれたそうです。
僕はあまり覚えていません。
ゴーゴーバー2 : Jail Birdz
マネージャー、キタハラサンに連れられ、2階のお店に行きます。
1軒目のお店よりとても広いです。
1軒目のお店より踊りが本気です。
キタハラサンが女の子を連れてきます。
僕が入り口で、わー可愛いと呟いてしまっていた子です。
ヤルジャン、キタハラサン!
僕はビールを、女の子は何かを頼みます。
入店3分で僕の残金は200バーツです。
ヤルジャン、キタハラサン!
でも、大丈夫。
1杯サービスもありますし、理性も少しあります。
写真を撮る余裕もあります。宿主ローハン、不細工に写りすぎですが許してもらいましょう。
2〜3時間後、キタハラサンが領収書を持ってきてくれます。
3人で5,000バーツ(15,000円)くらいです。
優しいマネージャーはATMまで付いてきてくれます。
ヤルジャン、キタハラサン!
原因はわかっています。
僕とローハンが最後の足掻きでどうにかゆっくり飲んでいる横で、新参ビルが、僕がこれから1年程旅行する無職であることなど露ほどにも知らないビルとビルの横の女の子が、がんがん飲んでいたからです。
それを見て僕の理性もギブアップし、普通に飲んだりしていたのでそりゃ600バーツ余裕で超えます。
なお、お店の内容ですが普通の健全なパブですよ。
ちょっと、音楽うるさいタイムがずーっと続いているだけの健全なOパブです。
僕の宿主ローハンは、僕がアユタヤ方面に行っている間に抜け駆けしてまた行ったそうです。
タイの風と水情報(下ネタ)
※ピンクだかブラックだかな話も出ます※
タイのエロといえば、ゴーゴーバー。
多くの方がそういうイメージかと思います。
僕もそういうイメージです。
とは言え、今までの2回のタイ旅行では行ったことがなく、どんなお姉ちゃんがいつどこで何をどのようにゴーゴーしているのか全然知りません。
このままではせっかくタイに来てるのにダメだよね、帰国した時に皆に怒られるよね、との思いから渋々一度行ってみることにしました。 なお、今の所不可抗力で2回、3軒行っています。
また、タイのエロはそれ以外にも当然あります。
有名なのはエロマッサージ屋とかですね。
あと、たまたま予防接種で一緒だった日本人が連れて行ってくれたテーメー(テルメ?)カフェと言うピンクと言うかブラックなとこも日本人には超有名らしいです。
マッサージは残念ながらノーマルなとこしか行っていないのであれですが、テーメーカフェについてもまた今度多少書きます。
これも某F先輩のためです。致し方ありません。
なお、私はこれらサービスを享受してはいないので悪しからず。
ゴーゴーバー1 : Suckers
僕が寄生している宿主・ローハンとともにNana駅はNana Plazaに向かいます。
どのお店もゴーゴーしているようですが、ゴーゴーしているのは軒先ではなく、お店の中なのでこの写真からは見えません。
この写真は2階にある唯一ゴーゴーしていないバーで撮っています。
普通のバーですが、Nana Plazaを一望できます。
日本人がとても多いです。
入り口らへんに固まり、長い作戦会議をしているグループのほとんどは日本の大学生です。
あと、メッセンジャーバッグを持っているのもほぼ間違いなく日本人です。
バーで色々な人間模様を見学した後、僕たちも1階〜3階を一旦ぐるっと歩きます。
なかなか図太い声の背の高い人率が高いです。歩いていたら色々触ってきます。
最終的に僕達はこの写真の、下のお店に入ります。
なお、僕を後にテーメーカフェに連れて行ってくれた、世界を変えるビジネスをしたいと言っていた日本人の彼はスクイーズと発音していました。
僕の世界が変わってしまいます。
なおなお、写真の上、2階のお店の前を通る時は結構な割合でムチでスパンキングされます。
中に入るとお立ち台があり、10〜20人くらいの女の子が下着姿で音楽に合わせ揺れています。
踊っているとは言わないでしょう。
お立ち台を囲むようにすり鉢状の客席があり、結構お客さんが入っています。
とりあえずビールを頼みます。
約500円(150バーツくらい)だったと思います。
ローハンが説明してくれます。
- 踊っている女の子と話したかったら直接呼ぶか、ほぼほぼマツコデラックスの店員辺りに、女の子が付けているバッチの番号を伝えればいい。
- 女の子の飲み物は約600円(200バーツくらい)。嫌なら飲み物あげなくても大丈夫。
- 女の子を呼ばずに飲んでいるだけでも大丈夫。
- 気に入ったらお持ち帰りもできる。
- ショートタイムなら、約8,000円(2,500バーツくらい)+お店へいくらかと提携ホテルへいくらか。
- ロングタイムなら、約15,000円(5,000バーツくらい)+お店へいくらか。
どうやら闇交渉ではなく、正規にお持ち帰りが出来るようです。
お店にも持ち帰り値段のメニューありました。
なお、値段はよく覚えていないので間違えているかもです。
来る前の時点で酔っていた僕には残念ながら正常な判断能力はありません。
インハイでも強振しかねません。
マツコデラックス以外は全て可愛く見えますが、レディーボーイもいっぱいいるはずです。
なのでボーっと女の子が揺れているのを見ていましたが、せっかくなので声を掛けます。
と言うかずっとこっちを見ていた女の子が座っていい?と言うので、いいよと言います。
日本語は全然ダメな子です。仕方なく英語で話します。
早速飲み物いい?と聞いてきます。
大丈夫、慣れています。
僕はNoと言える日本人。水でも飲んでおけとガツンと言えます。
紳士な僕は丁寧に、僕たちもうすぐ出るからごめんね。と言います。
ローハンの嘘つき。
女の子めっちゃ機嫌悪く怒ってるやん。じゃあ今すぐ出て行きなよって言ってるやん。
言い方あるやろこのやろ、西中島の天使ゆみちゃんをちょっとは見習え、といらっとしながらも、ローハンの友達がもうすぐここに来る予定なのでお店を出る訳にはいきません。
僕の2杯目のビールもまだいっぱい残っています。
Noと言えない日本人の僕はじゃあ飲んでいいよ、と言います。
お互い少しいらつきつつも、お尻を触らせてきます。なんだこりゃ。
続く