PincheTakk

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32歳中年ピーターパン、世界旅行してきます

10年前の反省を生かさず、またもカモられそうになった in ホーチミン

10年前、バンコクのワットポー付近で、「仏陀の日だからワットポーは閉まっているよ。 こっちの方がいいよ」と胡散臭いおっさんに連れて行かれ見たのがこれ。

しょっぼー。よく写真残っていたものです。上にはグリコのおまけみたいのも付いています。 f:id:pinchetakk:20160320164928j:plain

ちなみに胡散臭いおっさんは白い服。よくこんなヤン毛長い人のこと信じたものです。 間抜けヅラ3人組は僕が一緒に行った友達です。 f:id:pinchetakk:20160320165506j:plain

もうこんな地球の歩き方にも載っている手口に引っかかることはないだろうと正直思っていましたが 昨日、またカモられそうになりました。

ベトナムは、3日前まで行くか悩んでいたレベルなので完璧に知識0で到着しました。 到着した夜は、体調少し不良と部屋が6F、エレベーターなしという状況なのですぐに寝ました。

翌日の3/19は、お腹に違和感の塊が居座っているものの、動けない状況では全然ないので取り敢えずネットで調べ、有名な観光地を適当に周りました。

中央郵便局 f:id:pinchetakk:20160320170538j:plain

統一会堂 f:id:pinchetakk:20160320170600j:plain

やはり、歴史的な物を周る時はきちんと事前に勉強しておくか、教えてくれる人がいないとダメだなーと反省しながら、コーヒーでも飲もうとブラブラしていました。
なお、この時は一人です。
バンコクの僕の家主には僕より大事なオンラインの子とのデートがあるのです。

で、ブラブラしているとバイクタクシーの人がうんざりするほど声を掛けてくれるわけです。
日本人が高そうなカメラぶら下げて、iPhoneで音楽を聴きながら歩いているのですから、気持ちはわかります。

けれどこのようなことはバンコクでは一回も無いのになー、と思いながら断り断り歩いていたら、諦めの悪いバイクタクシーがずっと着いてきます。
彼は、「この街にはクレイジーなやつがいっぱいだから気をつけろ。注意しているんだ、俺は違う。」と言いながら僕から離れません。
僕は、荷物をしっかり確認しながら無視していると、彼は手帳を見せつけてきます。

そこには昨日の日付で、日本語で感謝の言葉が丁寧に書かれていました。運転手と一緒に撮った写真も貼ってあります。
他のページにも様々な写真とともに、感想がたくさん。日本だけではなく、英語や中国語の感想もびっしりあります。
読んだ感想に関してはどれも、ミンさん有難うだの、疑ったけど良い人でした、とても楽しかったですなどと書かれています。

あー、これだけ色んな人の字体で、加えて写真や名刺付きで良い感想が書かれているなら本当に良い人なんだろうなー、とがっつり信じました。
なんだったら不躾な態度取ってすみません、と。

上述したように、歴史背景を理解しながら観光したいという思いと、そもそもどこがいいかも分からないのでお願いしてもよいかもな、と思い手帳を見ながら値段を聞きました。 「あなた次第で良いよ。払いたくなかったら払わなくてもよい」と運転手、ミンさんは言います。

少し違和感を感じます。
はっきり値段を事前に決めないのは、後で良くトラブルになるパターンです。
手帳を見ていると商社の双日の人の名刺とともに、「少し高かったけど楽しかったです。」との記載がたまたま目に入ります。

あれ、値段は僕次第では? てか商社マンが高いって言っているけど?
まだ疑念ではありますが、きちんと大丈夫か確認してからにしようと、今日は予定があるから翌日にさせてくれとお願いします。

僕の住んでいる宿の近くの大通りに翌日の10時に来てと約束をし、電話番号を押さえお別れします。
別れ際も特にしつこくないしやっぱり勘ぐりすぎかもなー、携帯の待ち受けすらお客さんとの写真にしているしなー、と思いながら近くの公園で iPhoneで調べます。

「ホーチミン ミンさん」
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あっぶね!超ブラックやん!!
ローカルなコーヒー屋連れていかれて、コーヒーを袋で5000円くらいで買わなきゃお店出してもらえないとか、一人で帰れないようなとこまで連れて行かれて、平均月給2万円の国で1万5千円取られたりしています。

ということで、皆さんもホーチミンでミンさんやらヤンさんやらに、手帳を見せられた際は用心してください。
とはいえ、もしかしたら純粋に普通の料金で楽しめている人もいるかもしれないですけどね。

なお、注意ついでにもう一つ。
ホーチミンはタクシーの運転手にiPhoneを盗まれたり、バイクにすれ違い様にカバンやカメラを盗まれたりすることが多いそうです。
私はカメラは斜めがけにし、さらに斜めがけしているポシェットの中に入れ、二重にして持ち歩くようにしています。 iPhoneは、見せる必要がある時はストラップに手は通したままにしています。

気疲れしてしまいますが、行く人はきちんと用心することをおすすめします。