PincheTakk

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32歳中年ピーターパン、世界旅行してきます

元気なルームメイト2人 in ホーチミン

ベトナムのホーチミンでは、僕は600円ちょい/泊のゲストハウスに泊まっていました。

当然ながらドミトリーで、4人部屋でした。 僕の最終夜(3/23)にたまたま一緒になった男性と女性の話です。

残念ながらピンクな話でもレインボーな話でも、そこまで面白い話でもありません。

僕がそのエレベーターの無い6階の部屋に頑張って戻ってきたのは20時くらい。

前日まで居た3人組が去ったまま、誰もいないままです。
ラッキー、今夜は一人かなと思いながらスマホ等をいじいじしていると、残念ながら鍵を開ける音が。

残念ながら男前な若者です。
僕は少し酔っていたやら眠かったやら何やったりで話す元気があまり無かったので、Hi とだけ声を掛け自己紹介などはしませんでした。
スレた中年です。

15分くらいすると、また鍵を開ける音が。

今度は女前な若者です。

ただし先ほどスレた態度を取っていた手前、今度もHi とだけ言いスマホをいじいじしています。
いじいじしてはいましたが、リスニングの練習がてら若者2人の会話は、ある程度意識して聞きます。
英語の聞き取りやすさから、英語ネイティブではなさそうです。

女の人は、僕のクソな親友が住んでいるノルウェー出身と言います。
男の人は、クソな僕が少しだけ住んでいたカナダ出身(フランス語が公用語のケベック)と言います。

そして、この旅のゴールは日本だと言っています。
さすがにこのタイミングで話し掛けないのはダメだろうと思い、日本に行くんだ? と声を掛けます。 女の子は、我慢していたらしくここぞとばかりにトイレに逃げ込みます。

男の子の方には、取り敢えずきちんと挨拶しなくてごめんね、けど不可抗力なんだよと苦しい言い訳をし、その後頑張って拙い英語でやりとりをします。 帰ってきた女の子にも同様に謝り、色々聞いていると2人とも19歳のクソガキだと言います。
それに僕が驚き、向こうが僕の歳に驚く。良くあるやりとりです。

その後、3人で近くのレストランに行き夕飯を食い食い、彼らの話を聞きながら、たとえ分からなくても分かった振りして適当に頷いたりしています。
年の功です。

女の子の方は翌日、この交通ルールなど何一つ無いベトナムで、原付にバックパックを括り付け300km先まで行くらしいです。
バスでだいたい7〜8時間程掛かるらしく、地理にも交通事情にも詳しく無い彼女はどれくらい掛かるか分からないので朝6時に起きるそうです。
なので、起こしちゃったらごめんねと前もって謝っていました。

一方、男の子の方は4/4までにハノイに移動した後、飛行機で東京に行くらしいです。
一番の楽しみは京都の漫画ミュージアムとのことです。男前らしからぬ趣味です。

そして、そこは19歳。
金は無いけど元気はあるということで、ハノイまではバスのみで行く予定とのこと。 翌朝、一緒に宿のスタッフに中間地点くらいのダナンまでどれくらい掛かるのか聞いてみたところ、30時間という回答を得ることが出来ました。 ビクター君は笑いが止まらなくなっていました。
取り敢えず昼ごはんのフォーを奢ってあげて、頑張ってねと言いお別れしました。

なお、6時に起きると豪語していたベルゲッタ?ちゃん(2人とも何回か聞いたけど発音難しすぎた)は、僕が7時に目を覚ましても寝ていました。
起こしてあげると、Shit! と叫び、ベッドを殴って急いで準備して出て行ってました。

なんだかとても楽しそうだけど、きっと僕はしない/できないのかなーと思いました。 いずれにせよ、2人のおかげで楽しく過ごせたので何よりです。