誠太が仲間に加わった。僕らはストレートだよ、ホントだよ。
現在、僕はタイの南の方のサムイ島にいます。
中学の同級生のるみっちの結婚式に参加するためです。もうリアルタイムでは参加済みですが。
ずっと彼女をヤンキーと思っていて、ハタチ超えるまで一度も喋ったことなかったのは内緒です。
るみっちは現在香港に住んでいるため、結婚式の参加者もそちらの友人がほとんどのようで、地元からは僕と僕の相棒の誠太のみとのことです。
まあ確かに日本にいる人でこの時期にタイにぱっと行けるのは、無職かしがないフリーカメラマンくらいでしょう。るみっちと旦那さんのとてもしっかりしている友人らは別として。
誠太は、4/6の1:00頃にバンコクに着きます。
直接サムイ島に行ってもらっても良いのに、彼は少しでも早く僕に会いたい一心で、バンコクで落ち合ってから同日の8:30の便でサムイ島近くのスラタニまで飛行機で移動します。
当初は、どっかで軽く飲んでから空港に行こうとしていましたが、結局時間が無く僕の寄生先でちょっと休憩してから、彼が着いたのとは別の空港に行くことになりました。
本当にバンコクで降りる必要は無かったと思います。
特に感動の再会もありませんでした。
あまりにも汚い顔をしていたので優しさでモザイクを掛けます。
再会したのが3時頃、早朝6時頃にタクシーに乗り空港に向かいます。
スラタニに着いたのが10時過ぎ、空港でサムイ島まで行くバス&フェリーを申し込むとすぐさまバスに入れられます。
フェリーに乗り込む港に着いたのが12時前。
すぐさまフェリーに乗せられます。食事タイム0です。
誠太はタイに着いてから僕がイオンで買っておいてあげた、かっぱえびせんイカ味とおにぎりしか食べていません。
フェリーで浮かれてエアコンの無い外の席を取るも、すぐに暑さに参り寝てしまいます。
13時半頃、ようやくサムイ島に着きます。
タクシーの誘いを振り切り、取り敢えず近くのレストランでご飯を食べてから、宿に向かいます。
宿です。
本当になんで僕はこんな所を予約してしまったのでしょう。
男2人でラブリーリゾートはダメでしょう。
ギャルなんて一組もいません。
家族連れかカップルしかおりません。
スタッフも僕らにダブルベッドではなく、ツインベッドで本当にいいんだよね?と聞いてきます。
気持ちはわかります。
くわえて、4/6のwelcome dinner、4/7のwedding partyのドレスコードのため、僕らは二人とも全身白で決めています。
もう何の言い訳もできません。
とりあえず暑さと湿気が本当に酷すぎるのでシャワーを浴びてから、るみっちに無事ついたよ、と写真を添えて連絡しました。
旅のコンセプトを、恋人との旅行に切り替えました。
あと2週間程、誠太と愛を育みます。